12月 3, 2014
Curation Création (Photographique) Mobileに選出頂いた。
※本文と無関係 木更津 撮影Camera+ 編集SKRWT rainydaze mextures photofx VSCO photoforge2
フランスのPHOTOOHORES主催ソルボンヌ大学大学共催のモバイルフォトコンペに選出頂いた。
58名合計83作品がパリのギャラリーで展示される模様。パリ行きたかったな～
よく見る名前がちらほら。
Curation Création (Photographique) Mobile / Curatorship Mobile (Photographic) Creation | Photophores
このキュレーションは学術的な要素が強くて、いくつかの切り口でカテゴライズされている。
Mobile origins、The mobile as factory of composite art、Social uses of mobile photographic creationそれぞれの配下にまたカテゴリーがある感じ。えんぞうはMastered applicationsでの選出。
家の前の塀と嫁。
最近は私生活の方でも父親になることが決定したり、本業の方でもでかい協業話を主管したりで写真撮影はもとより加工周りにも割ける時間が究極的に枯渇していて、息抜きに加工修作として仕上げるケースが多くなってきている。これもその一枚だった。（※今年はそういうわけでまともに創作できてないのでmpaもippaもちょっと見送り）
ただまー、「Mastered applications」というのは最早mobilephotographyの行き着く先の一つだと思っているので、取り組みが評価された様で満足している。
mobilephotographyとはいうものの、iPhone5以降のスマホ機種って条件さえ良ければ普通にコンデジと区別付かないくらいの画質を担保出来る様になってきてしまっているので、これは逆に言えば、別にiPhoneで無くてもカメラであれば同じ様な仕上がりが楽しめるようになってきているということでもあって、ともすればmobilephotographyのアイデンティティというのはどこにあるのか、というところに差し掛かってきていると言って良いと思う。
それもappの組み合わせだけということであればPC版photoshop一本で解決する話なのでこれも早晩あまり意識されない分野になりそうだけどもね。
ことmobilephotography上のクリエイティビティというのは、
モバイルならではの表現をしているかどうかだと思うんだけど、
スマホで撮影する必然性があり、且つ、スマホの機能を活用しぬいている、という事であって、
そう、
家の前の塀と嫁というのは全然クリエイティブではないんだけど、
クリエイティブさがあるとすれば1枚画像から嫁が透過して後ろの塀が見えたり、
揮発している辺りの技術的なプロセス、
究極はちょっと買い物に出たついでに持ってたケータイで撮った画像を作品化するプロセス、
というこのニュアンスが最後のmobilephotographyのクリエイティビティなんじゃないかなーと思うわけである。
というので例えばEyeEmで選んでもらった奴も旅行先の便所の自撮りの合成だし、
Totally Technology: The Top Images of our Favorite Devices | EyeEm Blog
Art of Mobで選んでもらってるのも多くがまめさんの散歩とか買い物ついでのスナップが元。
Art of Mob - iPhone Photography: Mob Street No. 10
最近はこの領域以外の追求が忙しすぎて無理ぽ。
こちらの記事もどうぞ。:
- 今年は大阪で締めましょう。さようならInstagram！マジで最強のインスタグラム展示、西で開催。
- Mobile Masters PROOF Contest選出頂きました。
- 壁だらけの展示会をお手伝いさせてもらいやした。今やってます。
- 【不定期連載掲載！】SHUTTER magazine vol.6が出てるぜ！
- 【急募】22日15時から16時まで The Tokyo Art Book Fair 2013 ZINE’S MATE で僕と握手！
