1月 28, 2017
FilterStormの活用方法一考。
FilterStormって名前なのにフィルターが全然ねーじゃねーかと敬遠される方も居られるかもしれないアプリではあるものの、非常に高機能なアプリである。
詳細な使い方はめんどくさいから省くが、今回はFilterStormならでわの機能についてちょっと紹介したいと思う。
完成画像はこれ。
多分7割の人がレイヤーなんて難しいしめんどくせーから使わねーよとやはり敬遠してそうだが、
加工の分野に於いて平均値を超えたいなら避けては通れない道である。
難しそうだが実は全然難しくない。
使わない手はないだろう。
第一えんぞうは超絶面倒くさがりなので加工する場合でも1枚あたり5分以内で済ます様にしている(平均3分くらい)。
余程精緻に切り抜きが必要なものはどうしようもないのだが、電車なりクソの時間に許容されるゆとりがせいぜいそんなもんだからである。そんなえんぞうさんでも使いこなしてるものなのだから各位余裕に違いない。
で、Filterstormの何が凄いって、レイヤーマスクがグラデになることである。
blenderも似たことができるが品質が全然Filterstormが上。
まずは素材を用意する。
素材はなんでも良い。
ただし今回はこないだ説明した多重露光テクとは異なり、
下地画像を活かす加工になるので、
被せる素材は完成形をイメージした上であくませも「素材」的な画像を用意するのがコツだ。
下地を読み込んだらメニューの何か重なってる奴がレイヤーメニューなのでここを叩き、素材を読み込む。
こんな風になるので右下の「フィットなんとか」を叩いて揃えて、左下の筆(マスクって描いてあるやつ)を叩く。
これがレイヤーマスクの編集画面。
筆マークを選んで元画像撫でればさっき読み込んだネタが書き込まれるし、消しゴムで消す事も出来る。これは基本操作だが、すっ飛ばす。その下のグラデアイコンを叩く。
2個の円の位置でグラデの開始点と終了点を選ぶ。
グラデはいくつか種類が選べる。線形ならこんな感じ。
OKだったら一旦右下のチェックを押す。
現在の透過度や露光方法は後から編集するので、配置だけ気にしておけば良い。
再びメニューからレイヤーを叩く。
するとこのように下地とネタの構造が分かる。
ネタの合成具合を調節したいので、ネタレイヤーのスライダーみたいなところを叩く。
ここでレイヤーの透過度と露光方式を選ぶ。
素材によるけど試してしっくり来るように調整する。
こんなかんじに仕上がる。
ただ人物を強調したいので、同じ要領で下地に対して、更に今仕上げた画像を読み込み、またレイヤーマスクのグラデモードに入る。
円形でマスクする。
透過度と露出方法を調整して完了。
説明するとややこしそうだが、作業時間そのものは3分もあれば完了する。
いろいろ混ぜると楽しいよ!
ゲットは以下で。
※Filterstorm Neueってのもあるけどこれにはレイヤー機能が無いので間違えないでねん。
こちらの記事もどうぞ。:
- テクスチャプリセットな多重露光アプリPictwo。
- テクスチャとかフィルタ掛け放題でレイヤー無限なStackables。凄いの来た。
- こちらも安心の国産。スクエア限定だが良質なクロスプロセスフィルタアプリXProcess。
- 70以上のテクスチャ重ね放題!Mextures来た。
- むっちゃ部分的にフィルタを掛けられる面白いアプリ見つけたよ。Paint FX
ブログ書いた。: FilterStormの活用方法一考。 - FilterStormって名前なのにフィルターが全然ねーじゃねーかと敬遠される方も居られるかもしれないアプリではあるものの、非常に高機能な… http://t.co/MOAWkiTXN0