12月 25, 2019
2019年買ってよかったもの。5,000円でいつまでもまるで新車なカーコーティング剤ポリラック。
恒例買ってよかったものシリーズ。
今年えんぞうが最もお勧めしたいのは、「ポリラック」である。
ハッキリいうが現状地球上で一番優れた「洗車・コーティング・艶出し」ケミカルである。
ポリラック詳細は追って案内するものとしてまずは顛末である。
2019年の買い物でいちばん良かったのはデリカD:5の2駆ガス車である。
D:5の2駆を選ぶ時点でよほどのD:5好きでないとありえない選択肢ではある。
が、
D:5ガス車、
惜しまれつつ終売になってしまい、
この特徴的なフェイスは我がD:5を最終モデルとして引退と相成った模様だ。
このためお薦めしようにもしようがない。
とはいえ新D:5のフェイスは微妙だしディーゼルはオーバースペックだという向きも多いので中古市場が益々賑わうことも必至。
そこでD:5の特にガス中古車を購入しようと思う向きにD:5ガス車についてポイントを解説しておこう。
D:5をお薦めする理由は唯一「外見」である。
これは譲りようがない事実である。
外見を除く強みは「気密性」と「剛健性」である。
比較対象となるノアボクセレナステップワゴンあたりでスペックを比較してみよう。
尚下記でD:5というのは19年以前のガス車モデルのことを指す。
サイズ:D:5が中途半端にでかい。重い。
燃費:大差なしとは言えD:5の燃費は街乗りで8km/l程度と悪い。
車高:D:5は高くてステップもなくちびっこやお年寄り、妊産婦さんにも厳しい。
設備仕様:D:5に先進設備系は一切ない。衝突安全機能や自動ブレーキ機能もない。
内装:D:5は販売当初からほぼ変わっておらず無骨であり決して使い勝手が良いとは言えない。ダッシュボード周りも不便でドリンクホルダーやフックも謎な位置にあり使いづらく不親切極まりないと行って良い。
という訳で、機能合理性経済合理性を求めるならノアボクセレナステップワゴンにすべきである。
もっと言えばハイブリッド車にして国から税金をせしめて悠々自適な燃費生活を送ったほうが得なはずだ。
然して何故D:5をお薦めするかと言えば、
D:5を選ぶ理由はD:5が好きだから以外に多分無いからである。
この事がD:5の独自性であり、人気の秘密であろう。
尚、D:5購入を検討されるなら、8席仕様は避けたほうがよい。7席一択である。
これは他の車種にも言えることだろうが、車内中央に導線が無いと非常に不便だからだ。
さて本題で、新車を購入してぶち当たった壁というのが洗車傷である。
予備知識もナシに濃色車しかもブラックマイカを購入するのは考えものだ。
シャンパンゴールドのネイキッドでは一切気にならなかった様々な傷が一気に表面化したのだ。
一般に濃色車の場合、何をどうしようとも経年劣化の一環として細かいキズが目立ってくるものだ。
これはポリマーでもガラスでも構わないが、コーティングしてあったとしても目立ってしまうのである。試しにその辺の雑巾でゴシゴシ拭くだけで無数の拭き傷が付く位には脆弱だ。
従っていくら性能が良くなったからと言え洗車機にぶち込もうものなら数箇所は明確に傷が入る。
これは最早濃色車の宿命と思って諦めねばなるまい。
・・・なるまいのか。
こうした大小の傷というのは、ガラスコーティングであれば数年おきにコーティングをやり直すことで新車並の輝きを取り戻すことができるようだが、どうにもコスパが悪く考えものだ。濃色車の宿命として維持費については目をつぶるしかあるまい。
・・・あるまいのか。
ということでカー用品店のなんちゃってコーティング剤や傷修復剤を右から左へ買ってみて試してみたのだが、どれも決定的な満足を与えてはくれなかった。カルナバロウでも全然満足出来なかった。もう駄目なのかと思ったその時、そいつを手にした。
それがポリラックである。
ドイツ製。
元々船用だったそうで、カーラックという車用のものもある。
基本的に違いは無いらしいので好きな方を買えば良いと思う。
・・・これまじでやばい。
使い方は簡単で、
原液をガラスやゴム以外の塗装面に塗りたくり、
乾燥したら乾いたウェスで拭き上げるだけである。
溶液は感想すると粉末状になるので、その粉を拭き取るイメージだ。力を入れると傷をつけるので、丁寧に何度も優しく拭う。
淡色車であれば一度の施工でもびっくりする程ヌルッヌルのテッカテカになる。濃色車の場合は可能であれば最初だけ3回施工すると良いと思う。びっくりするほどヌルテカになる。
ヌルテカになるだけではない。洗浄力もかなりのもので、その辺のクリーナーで洗ったばかりでもポリラック施工後の拭き上げでウェスが黒くなるのでびっくりする。
ポリラックのコーティングはポリエチレンアクリルコーティングに分類されるようで、恐らく皮膜はそれなりに厚い。微細な傷の隠蔽効果は手持ちのどれよりも高く、また、汚れの付着防止能力も高い。
更にポリラック洗車といって、定期メンテナンスも極めて楽である。
ポリラック原液を100倍くらいに薄めて、それで車を拭くだけである。この際溶液の濃度にも拠るが100倍くらい迄薄めておけば濃色車でも拭き上げは不要だ。月に一度でもやればヌルテカが維持されるし、繰り返すほど傷も目立たなくなっていく。
というか月イチでメンテしているので洗車機にも通さなくて済むので新しい傷も基本的には増えない。
洗車倶楽部 実践的POLYLACK施工術 — http://www.masatake.com/gs21/poly_04.htm
1年点検に持っていったら一体どうなってんだとディーラーに驚かれた程だ。
ポリラックの初回施工時には、マイクロファイバータオルが2枚あると良いだろう。1枚で原液を塗り伸ばし、乾燥したらもう一枚で拭き上げる。粉は手元でタオルをパンパンやれば飛ぶので、拭き上げは1枚で十分だと思う。これを毎週末3回程やれば、あとはメンテだけで基本OK。ヌルテカが不満になればまた原液施工を1回でもやれば十分だと思う。
メンテに至ってはタオルは1枚でOKだ。まず濡らしたタオルで窓を拭き、その後でポリラック薄め液をタオルに添加し、片面でまず軽く車全体の汚れを取り、裏面でもう一度車全体を丁寧に拭く。酷く泥や砂で汚れてしまっている場合は、可能であれば洗車場の高圧洗浄ガンで一掃してからか、もしくは雨の日にでも走行して埃を流してからポリラック洗車を行うと良いだろう。
極めつけはポリラックの量である。
これ1本買ったら10年以上持つ気がする。
5,000円と施工の手間で新車並みのヌルテカが半永久的に持続するのなら良い買い物ではなかろうか。
尚おまけだが、
コーティング上の洗車キズは少々深いものでもソフト99の鏡面ワックスでゆるく研磨するとほぼ目立たなくなる。その上からポリラックしておけば多分気にならなくなるだろう。ドアノブの爪傷なんかもこいつでシコシコしてやると驚くほど綺麗になるのでお薦めである。
ポリラック最強説について色々意見もあるのだが、下記を参照するにやっぱポリラック凄いし、
施工・メンテの稼働コストを含めた総合コスパから言って、
現時点で(も)ポリラックの右に出るのって恐らく無い気がする。
それではみなさんよいおとしお。
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