にょにょにょん♪
1月 12, 2018 0
カメラを買った。FUJIFILM『X30』を。
超絶にかっこいいと思っている。
この状態でぶら下げて歩いていると、いいカメラをぶら下げている人は大概凝視する。
それはそうである。かっこ良すぎるからである(ライカに似ているからである)。
はじめに断って置くと、写真機として最強なのは相変わらずiPhoneだと思っている。
なぜそう思うかというと、
モビリティとアベイラビリティの軸で圧倒的に優位だから(そういう意味で別にosは問わないが現状iOSが最強だと思う)。
ところが今まで2万5千円以上出していわゆるカメラを買ったことのないえんぞうが8万円掛けてカメラを買った。
まめさんがうちに来て、来年は多分子供がうちに来る。
時間が解決すると思うけど、レンジの広さとレンズの明るさが、今のiPhoneにはまだ足りないのだ。
iPhoneでももちろん真っ黒なまめさんでも撮れるし、赤ちゃんも子供も撮れる。
しかし、常に満足な品質で撮影できるかというと、まだまだ制約が大きいと感じている。
この辺りは時間が解決してしまうことだと思うのだが・・・
唯一iPhoneが勝負できない領域がある。
カメラらしさ、という領域だ。
カメラらしさの話をすると、
機能を含めたプロダクトデザインの話と撮れる画像の質の2軸になるのだが、
まず、
プロダクトデザインの領域に於いて、
カメラっぽさを度外視すればいい機種はいっぱーいあるのでそこで絞る。
現行機種で個人的にかっこいいと思えるのは、
GR、pen(ミニ除く)、om-D、MX、Q-S1、そして、フジのXシリーズ(Aを除く)である。
その中で機能を検討していく。
カメラっぽさを重視しているので先ず、GRが外れる。
次にモビリティを重視しているので、交換レンズ関係は一切外れる。ギリギリQが残る。
交換レンズ関係が一切外れるのにはもうひとつ理由がある。
それは、レンズの明るさの都合である。感度を上げれば足りるかも知れないが、標準ズームレンズで明るいと言ってもf2.8が相場だからだ。単焦点でしか撮らんという事であればそれでもいいが、アベイラビリティが下がるという次第である。
続いてフィジカルな操作が楽しめるかどうか、つまりズームリングやフォーカスリングがあるかどうかと、
贅沢にファインダーがあってこそのカメラっぽさじゃん、という観点でQが外れる。
この時点でX30だけが残る。
次に画質の話である。
当然レンズ交換式の方が画質が良いのだが、Q以外はパッと見て判断出来ないくらいじゃないかと思う。
RAW現像をするかどうかでかなり選択肢が変わるのだが、めんどくさがりなので、撮って出しJpegで勝負したい。
最早これは好みの領域だと思うのだが、
Xシリーズの撮って出しjpgは最もフィルムカメラの描写に近いと思える。
それも特にアートフィルタを噛ませる訳ではなくて、標準でそれ、というのが潔くて好きなのだ。
※だからインチキっぽい、という考え方も十分できる。
惜しむらくは・・・形状はX20やX10の方がかっこいい、ということである。
ただ、
チルト液晶、パララックスなしのEVFという「根本的且つ圧倒的」な機能差でX30は優れている。
という訳で、
えんぞうにとって現在いわゆるカメラの中で最強だと思っている1台はFUJIFILM『X30』である。
(更に産まれて初めて手にしたワークステーションがKORGのX3だったということもあり物凄い因縁を感じていたりする。)
どんな写真が撮れるのかはまたそのうち。
みなさんもボーナスで是非。
本体は黒であるべきだと思う。シルバーは民生品という意味がある。本来カメラは目立たない為に黒いのである。
ケースは速写型にもなる純正が安心なのでそれをおすすめする。
それと、このフードがあるだけで俄然ライカ風に仕上がる。X20以下だとファインダーに掛かってしまうが、X30ならその心配も不要。
また液晶は是非保護しておきたい。いい機種だからなおのこと。